旅館で心付けは必要ない!心付けが必要な場合の相場・タイミング・注意点を解説!
こんにちは、しょっぴーです。
旅館に宿泊したとき、
お客さまが旅館の方に渡す【心付け】という習慣をご存知でしょうか?
若い方は、なじみがないですよね。
実は、ぼくも旅館で働くようになってから【心付け】の習慣を知りました。
今回は、【心付け】に関する疑問に答えていきます。
読者の悩み
・旅館で心付けは必要?
・どんなときに心付けは必要?
・心付けの相場は?渡すタイミングは?
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目次
地方の旅館スタイルのホテルで約8年働いていました。
ぼく自身、レストランやフロントでサービスも経験し、
お客さまから心付けをもらうこともありました。
そんな経験もふまえて、お伝えします。
旅館で心付けは必要ありません
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そもそも【心付け】とは、
お世話になる方やお世話になった方へ感謝の気持ちを込めて渡すお金のことです。
荷物を持ってお部屋へ案内してくれたり、
料理を配膳してくれた仲居さんへの「サービス料」を考えてもらえればOKです。
海外でいうところ「チップ」です。
しかし、【心付け】は必要ないです。
なぜかというと、
現在は宿泊料金に「サービス料」が含まれていることが一般的だからです。
こんなときには心付けがあるとよい
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ではどういったときに【心付け】が必要かというと、
旅館の方に特別な配慮やサービスをしてもらったときや、
旅館に迷惑をかけてしまったときに心付けを渡すのがよいでしょう。
具体的な場面を紹介します。
・食事でアレルギーや食事制限など特別なメニュー対応してもらったとき
・お部屋の備品をこわしてしまったとき
・親族のグループや団体旅行など宴会場を利用させてもらったとき
・その他特別な対応してもらったとき
このような場面では【心付け】を渡すとよいでしょう。
とはいえ、絶対に渡さなければいけないものではないです。
事実、心付けをもらう機会は少ないです。
それでも、ぼく自身が宴会場で配膳のサービスをしたときに、
幹事さんから心付けをもらったことが数回ありました。
心付けの相場・渡すタイミング・注意点
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いざ、【心付け】を渡そうと思ったとき、
心付けの金額や渡すタイミングがって疑問ですよね。
まず、心付けの相場ですが、宿泊料金1割くらいといわれています。
ただし、実際にぼくがもらった心付けの金額としては1000円が多いです。
心付けを渡すタイミングはいろいろありますが、
1番よいのは
仲居さんにお部屋に案内していただいたときの最後に渡すのがベストです。
先ほど紹介した宴会場を利用の際には、
幹事がコッソリと宴会場の外で仲居さんに渡すのがよいでしょう。
心付けを渡すときの注意点は2つ。
ひとつめは、硬貨を渡すのはNGです。お札を用意しておきましょう。
ふたつめは、心付けをお札ののまま渡すのさけましょう。
ポチ袋や封筒があればベストですが、
なければティッシュなどに包んで渡すのでもOKです。
ぼくの経験上、ティッシュに包んでもらうことが多かったです。
渡すときには、ひと言「お世話になります。」とそえると最高です!
ぼくたちスタッフは、
うれしい気持ちとこのお客様に旅館で楽しんでもらいたい、
思い出になる旅行にしてほしい、
そのお手伝いをしたいという心がより芽生えてきます。
あと、旅館によっては、心付けを受け取らない方針があります。
心付けを断られた場合は、無理に渡さず、
「お世話になります。」などひと言をそえるようにしましょう。
以上、【心付け】に関する疑問について解説してきました。
旅行では、特別な対応をしてもらったときには【心付け】を渡し、
自分も旅館の方もお互いに気持ちよく、素敵な時間になるようにしましょう!
思い出になる旅行になりますように。