ホテル・旅館のキャンセルはいつまで?方法とキャンセル料について解説!
・宿泊予約しているけど、予定変更で行けなくなった
・冠婚葬祭など、やむを得ず、急に旅行に行けなくなった
こんなときに気がかりなのがホテル・旅館の予約。
「キャンセル料はいつからかかるの?」
「どうやってキャンセルするの?」
ぼく自身、ホテル・旅館で約8年働き、
「キャンセル」など予約業務にたずさわってきました。
今回は、お客さまからの疑問を思い返し、
【キャンセル】に関する疑問について解説していきます。
キャンセルはいつまで?
結果からいうと、宿泊施設、宿泊プラン、シーズンによって異なります。
目安として、一般的には1週間前からキャンセル料金が発生するところが多いです。
キャンセル料の案内は、プラン詳細や予約確認メールに必ずあるので、
予約の際には確認しましょう。
参考までに
・宿泊施設
→ビジネスホテルは前日からキャンセル料のところが多かったり、
旅館では食事の提供もあるため1週間前などが一般的です。
・宿泊プラン
→早割りプランなどは、早く予約してくれたことに対する割引なので、
1か月前からキャンセル料がかかる場合などもあります。
・シーズン
→年末年始、ゴールデンウイーク、お盆など、ホテル・旅館の繁忙期は
通常のキャンセル規定よりも長い場合があります。
払わないといけない?
キャンセル料は支払う義務があります。
宿泊予約とは、お客さまと宿泊施設(旅行会社、宿泊予約サイトの場合も)の契約です。
お客さまのために、〇〇月△△日に「■■室」を◇◇円の
プランで用意するということです。
もし契約でなければ、Aというお客さまが先に1万円で予約していたけど、
あとからBというお客さまが2万円で予約したいとなったら、
宿泊施設はBのお客さまを優先しますよね。
でも実際には、そんなことはないのです。
宿泊予約も契約と同じだから。
キャンセル料の意味合いには、いくつか理由があります。
・予約業務の処理 → 作業料
・従業員の手配 → 人を余らしてしまう
・食材の調達 → 食材ロス
・複数の予約対策 → 泊まるのは実際に1回だが、
同じ人がいくつも予約するのを防ぐ
キャンセルのやり方
ホテル・旅館で働いていた際に、意外とキャンセルの方法を
知らない人が多いと感じました。
実際には、簡単。
予約したサイトからキャンセルするだけ。(電話予約の場合は、直接電話)
サイトによって少し違う場合がありますが、
基本「マイページ」または「予約確認メール」からキャンセル画面に移行できます。
それでもわかない場合は、予約した宿泊施設に電話する。
どのようにキャンセル料を支払う
「事前カード決済」の場合、基本的に自動でキャンセル料が支払われます。
「現地決済(現地払い)」や「電話予約」の場合、
宿泊施設からキャンセル料の請求がきます。
請求がきたら、銀行振込するのが一般的です。
ちょっと手間ですね。
まとめ
- キャンセル料は支払い義務があります。
- 宿泊施設、宿泊プラン、シーズンによってキャンセル料が異なるので、
必ずキャンセル規定を確認の上で宿泊予約しましょう。 - キャンセルの方法については、予約したサイトの「マイページ」または
「予約確認メール」からキャンセル画面に移行し、
そこからキャンセルの手続きをするとできます。
それでも、台風や身内の不幸など場合!
「日程変更の提案」や「キャンセル料なし」など宿泊施設が
考慮してくれる場合があります。
あくまで、考慮してくれるところもあるです!!
ぼく自身、キャンセル料の案内の電話がイヤでした!
モメたり、何度連絡してもキャンセル料を払ってくれないこともよくあります。
最終的に泣くのは、宿泊施設なのです。
でも、このような状況が増えてくると、施設によっては事前決済のみなど
の対策をして、結局お客様にとって不便になる可能性もあります。
正直、キャンセル料かかる前にキャンセルしてくれ!
そしたら問題ないんだ!
キャンセル料の請求の電話する身にもなってくれ!
というのが本音です。
ということで、一番伝えたかったことは、
キャンセル規定を確認の上で宿泊予約してね!でした。
予約する側も宿泊施設側もハッピーになれば幸いです。